meditationjp

Home/meditationjp

About meditationjp

This author has not yet filled in any details.
So far meditationjp has created 33 blog entries.

人間関係 ストレスの原因 ランキングTOP5

2021-11-23T13:28:40+09:00

人間関係からくるストレスにも3つのパターンがあります。友達になる時のストレス、拒絶された時のストレス、距離を置かれたり距離を置かねばならない時に生じるストレス。 瞑想センターを訪れる人の多くは、人間関係でのストレスを解消しにやってきます。家族、配偶者、職場での人間関係…社会で暮らしながら様々な人間関係を通して背負った心を解消しようと多くの人が瞑想を始めます。 そうして心を見つめてみると、人々はストレスの原因が“自分の心”にあったことに気付きます。生きてきた人生をふり返りながら、小さい頃からの親友や最近は疎遠になっている人々などを思い返して少しずつ自分の内面と向き合っていくと、どのような心が原因で人間関係が上手くいっていないのか、どうすれば上手くいくのかの気付きが生まれます。 今回、そうして自分自身をふり返る瞑想を行なった100名の方々に訊きました。 「人間関係でストレスを生み出していた心とは、どんな心でしたか?」 上位5つの心を紹介する形でストレスの原因を探ってみましょう。 5位 相手を馬鹿にする心  「それでもお前より俺のほうがまだマシだ」 「そうするよりも私のアイデアの方が良いのに」 同じ屋根の下に暮らす家族同士でも、相手を馬鹿にする時があるものです。夫婦間でも小言を言い合うことが増えたり、自分でも知らないうちに抱いていた、夫(妻)を馬鹿にする心が相手に伝わったり…そうして時には関係修復が不可能なほどの心の傷を相手に負わせてしまうケースも少なくありません。あなたは、どんな心で人と接していますか? 「『周りはみんな自分より劣った連中だ』『自分が一番優秀なんだ』とあらゆる人を馬鹿にしていました。 彼氏のことも、親のことも…。いちばん近くて親しい人々のことを私はいちばん馬鹿にしてぞんざいに扱っていたのです」―Iさん 4位 先入観、偏見  過去の経験が、あるがままの今をゆがめてしまいます。 「こんな外見の人は性格がおかしい」 「あの子は昔こういう性格だったから、今もそうだろう」 そう思っていると、目の前にいる人をあるがままに見ることはできません。 「外見だけを見て、『あの人はこんな人だろう』という先入観を持ったり、初対面にもかかわらず上手くしゃべれなかったり、話したくないなと思ったり…。瞑想をしてみたら、「あの人は普通じゃない」と思っていた人が、じつは普通の人でした。学生時代に嫌いだった人と似ている人を私は知らず知らずのうちに避けていただけだったのです」―Gさん 一度失敗した人間はいつまでも“失敗した人間”であり、「また失敗する人間だ」という目で見ていたために関係修復は困難でした。その人が失敗した点だけに意識が行ってしまうのです。“失敗した人間”という烙印が私の心に押されてしまったのでしょう。その人がその後どれだけ結果を出してもそうした偏見がありました」―Hさん 3位 期待する心   ソファでテレビを見ている時にはゴミ出しを頼まないで欲しい。息子にはクラスで10番以内の成績を取ってほしい。親の小言にはもうウンザリ。 パートナーには自分を傷つけるようなことは言ってほしくない。自分が何を言ってもパートナーには受け入れてもらいたい。私たちはいつも誰かに期待ばかりしていませんか?  「見返りを求めることなく人に親切にしたことなんてなかったと思います。自分がそうしたくてした時以外は、常に何かを『してあげた』という思いがありました。だから、何かをしてあげた相手が私の要求を断ると、ものすごく腹が立ちました」―Eさん 「期待されることが負担でした。親の期待や友人の期待…『相手の期待に応えなければ。がっかりさせたらどうしよう』 そんなプレッシャーに苦しむ日々が多かったです」―Fさん 2位 オモテとウラを使い分ける正直でない心   正直な心で接するとは一体どういうことなのでしょう? あなたは正直な心で人と接していますか? 正直な心とはどんな心なのでしょうか? 言いたいことをそのまま相手にぶつけることは正直なことなのでしょうか? 「嫌いなのに好きなふり、良い人のふり、大丈夫なふり…。自分でもそうやって仮面をかぶるのがつらかったです。それでも周囲の人間から「君は本当に優しいね」とか「君は良いやつだよ」と言われると、再びそうした仮面をかぶっていたのです」―Kさん 「『ありがとうございます』『すみません』『大丈夫です』 そんな言葉をこれまでたくさん口にしてきましたが、本当に心からそうした言葉を口にした場面は一体どれだけあっただろうかと思います」―Dさん 「裏表のある人を見ると一気に気分が萎えます。自分といる時の姿と他の人といる時の姿のギャップがひどかったり、偽善的なふるまいを見ると、一体どの姿が本当の姿なのかと思います。それで疎遠になった人もいますね」―Eさん 1位 自分が正しいと思う心  自分の失敗や過ちを認める心は、最も大きく広い心だと言うことができます。しかしながら、自分の間違いを認めることは容易なことではありません。アンケートで最も多かったのは「人間関係におけるストレスの原因は、“自分は間違っていない。自分は正しい”という心のせいだった」という回答でした。 「『間違っているのは相手であって自分ではない』。そうした考えのせいでいつも同じことや同様の状況で言い争いが絶えず、人間関係も悪化した」という意見もありました。 「私は人生でただの一度も“自分が間違っていた”と思ったことがありませんでした。自分の考えは正しいといつも思っていたために、他人の意見を認めることはあっても自分の間違いを認めることはありませんでした。1%たりとも自分が間違っていることはないと思っていました」―Aさん 「『私は悪くないのにあの人はどうしてああなんだ?』そう思っていましたね。『私がいったい何をしたっていうんだ?』と。私のかたくなな態度を見て離れていった人も多かったように思います。他人への小言も多かったですね。すべてはその人のためだと思っていましたが、瞑想を通して自分の姿をふり返ってみると、私の言葉に相手は本当につらい思いをしたことだろうなと感じました」―Bさん 「人よりも目立ちたいと思う心、そして馬鹿にされたくないという思いから、自分の間違いを認めることが怖かったんです」―Cさん 仕事であれプライベートであれ、人生で成功を収めるには、良好な人間関係が必要です。人脈は成功の指標だとも言えますね。したがって良好な人間関係を構築するための対話法やテクニックに私たちは注目します。 しかしその実、私たちは人間関係からくるストレスに目を背けたまま、表面的なテクニックで人の心を利用しようとばかり考えてはいないでしょうか? ストレスがどこから生まれているのか。その原因をじっくりと探し出す時間はどんな人にも必要です。ただ単純に「あの人のせいだ」と決めつけて、背景にあるものから目を背けてしまったらそれ以上の発展は望めません。 いまこそ自分の内面に原因を見つける時。5つの心の傾向の中で、今の自分の心の状態と同じだと感じられたものはどれでしたか? その心の原因をすべて捨て去ることができたなら、あなたは誰からも親近感を持たれ、誰からも好かれる人になれるかもしれません。 ブログホーム

人間関係 ストレスの原因 ランキングTOP52021-11-23T13:28:40+09:00

誰もが意志力を高める方法

2021-11-10T14:42:48+09:00

新しい1年のスタートラインに立つ時、私たちはいつも決心をします。 禁煙、ダイエット、貯金、語学の勉強など、これまで後回しにしてきた課題を、今年こそは実践すると宣言をするのです。 ところが初日の決心は3日を過ぎるとすぐ崩れてしまいます。いわゆる3日坊主です。 「いま一本だけ吸って、明日から禁煙にしよう」「今日は運動を休むけど、明日は絶対にやるぞ」 写真:https://unsplash.com このように未来に対するぼんやりとした期待と楽観主義は怠け癖をいっそう強めてしまいます。だからといって「私はもともと意志が弱くて怠け者だから」と自分を批判することは無意味です。自分を批判をすると落ち込んでストレスを受けて無駄なエネルギーを使ってしまいます。 写真:https://unsplash.com 自分の意志力のせいにするのではなく、人間の元々の特性を理解し、誰もが意志力を高めることができるんだということを前向きに捉えることに意味があります。 自分を認め、許すことで、失敗の原因をじっくりと振り返るようになり、他人のアドバイスも喜んで受け入れることができるようになります。 あまりにも楽観的で膨大な計画は捨てて、少しずつ心から変えて、自分自身を省みる時間を重ねると持続的で実質的な変化を得ることができるようになります。 参照図書「なぜ私はいつも決心ばかりするんだろう」ケリー・マクゴニガル 写真:https://unsplash.com 行動を続けた場合の結果をまず考えましょう 行動経済学者のハワード•ラクリンは、「今やるべき事を後回しにしてしまう癖」を解決するには、行動を禁止させるのではなく、続けた場合にどんな結果が出るかを考えさせるべきだと話します。 例えば、タバコを減らすよう強要するより、毎日10本だけのタバコを吸うように指示すれば、喫煙者は自ら喫煙量を減らしていくことになるそうです。 「明日から変わる」という考えだけに頼っていた喫煙者が、毎日同じ数のタバコを吸うように指示されると、タバコを吸うたびに、今日も、明日も、6カ月後にも、自分が体によくないタバコを吸い続けていることに気付くのです。 だから「今タバコを吸いたいのか?」より「これからも毎日10本のタバコを吸い続けたら、その結果はどうなるだろう?」と自問自答する方が禁煙に効果があります。 写真:https://unsplash.com 5分の運動で意志力を充電しましょう 意志力を早く充電したい時に効果的な方法は「5分グリーン運動」です。グリーン運動とは、外に飛び出して大自然の緑の中で行うすべての身体活動をいいます。 長時間、汗を流しながらきつい運動をするより、気分転換にもっと強力な効果を発揮します。好きな音楽を聞きながら軽く歩いたり、犬の散歩をしたり、庭の手入れをしたり、新鮮な空気を吸いながらストレッチをしたり、楽しくスタートすれば、何でも意志力の充電に良い効果があります。 写真:https://unsplash.com 意志力を高めたいなら寝ましょう 寝不足になると、身体と脳を構成する細胞がブドウ糖を十分に活用できず、エネルギー供給が円滑に行われず体がだるくなってしまいます。 ストレスをコントロールし、欲を抑える機能がある脳の前前頭葉皮質が、本来の機能を果たせなくなり、誘惑の影響を受けやすくなるのです。 そのような時は、甘い物やカフェインを摂取しても、糖分をエネルギー化することができません。 しかし、睡眠不足に苦しめられた人も、一晩でもじっくり眠れば前前頭葉皮質の傷はほとんど回復するという事実があります。もし、1週間、睡眠不足に苦しんでいたら、週末に十分な睡眠を取ったり、昼寝をしたりすることで集中力と自己節制力を回復することができます。 写真:https://unsplash.com 禁止ではなく肯定的な行動がポイント ケベックのラヴァル大学の研究陣は「必ず食べなければならないこと」に焦点を合わせた独特なダイエット実験を進めてきました。ダイエットをする上で禁止すべき食品を言わず、カロリー制限についても強調しません。ただし、健康のために何ができるかを考えてみるように勧めます。 その結果、参加者のうちの3分の2の人は、実験後、16ヵ月間体重が減り続け、また、減った体重も維持できたのです。それだけでなく、プログラムを終えた後、食べ物への欲も減り、ストレス状況でも自制力を失わうことはなかったのです。 つまり強要されないことで、むしろ自制力が高められたということです。コーヒーを我慢する代わりにお茶に関心を持ったり、遅刻しないと決心するより、5分早く着くようにと目標を変えることの方が、はるかに效果的なのです。 写真:https://unsplash.com ブログホーム

誰もが意志力を高める方法2021-11-10T14:42:48+09:00

不安感ゼロ! もう未来に悩まない

2021-10-08T17:49:50+09:00

I・Jさん/大学生 壮大な将来の夢とは裏腹に常につきまとう不安と焦り 数か国語を操り、専門知識を持って世界最高の多国籍企業でCEOとして最善の決断を下し、稼いだお金で貧しい人々を助ける―。 これは私にとって選択でなく一種の使命だった。 常に一番を目指す気持ちが強かった私は大学入学と同時に目標に向かって英語と専攻分野の勉強に励んだ。 写真:https://unsplash.com TOEICで高得点を取り、大学でも好成績を収めて海外への交換留学生として派遣されるなど、いわゆる“就活用のハイスペックな自分”を作り上げていった。私は自分でも人生の進路を着実に歩んでいると思っていた。しかし一方で、いつも不安で焦る自分がいた。 目標は遠ざかり、不安は増大…苦しかった日々 それは理想と現実とのギャップから生まれる不安と焦りだった。その心は雪だるまのように大きくなり、心理的な苦痛は限界に近づいていった。そうして私は気が付くと、1時間の授業を受けるだけでヘトヘトの状態になっていた。 講義の内容をすべて理解しなければという強迫観念、他の学生と自分を比べて感じるコンプレックス、授業での発表の時は他人の視線が気になるようになり、体は常に緊張でガチガチだった。授業が終わる頃にはすべてのエネルギーを使い果たし、無気力状態におちいった。 写真:https://unsplash.com 達成しようとしていたゴールはどんどん遠ざかっていった。不安と焦りをどうにかしようと必死であがいてみたものの、そうした努力はかえってより大きな苦痛となって返ってくるだけだった。 こんな思いを抱えてこれからも生きていかねばならないのかと思うと心底ぞっとした。そして私は本格的な解決策を模索し始めたのだった。 写真:https://unsplash.com 大学内にある相談窓口を訪れ、心理カウンセリングを受けた半年間は一時的に心が楽になったりもした。しかし、長期的に見て変化したことは無かった。頭ではどうするべきなのか分かっても、自分を突き動かす心の部分が変わることはなかったためだ。 そんな中、解決策をもたらしてくれたのは意外にも父だった。本を通じて「心を引き算する瞑想」を知った父が、瞑想センターに通うことを私に勧めてくれたのだ。私は取り組むべき課題の山をひとまず後回しにして「心を引き算する瞑想」に取り組むことにしたのだった。 写真:https://unsplash.com 本当に心を捨てることは可能なのか? 何度も念を押して瞑想スタート 「心を引き算する瞑想」は誰にとっても単純明快な方法なので私もやってみたいと思った。それでも、自分を縛り付けている苦痛から自由になれる方法があるとは簡単には信じられず、「本当に心を捨てて無くすことなどできるのか」とセンターのインストラクターには何度も質問したほどだった。 もちろん心を捨てるということは決して容易なことではなかった。完璧主義者で細かい性格の私は、これまでの人生をふり返りながらそれを手放すことに人よりも多くの日数がかかった。また、瞑想をしてより良い状態になった自分を想像するあまり、自分の瞑想が上手くできているのかどうかが常に気になってしまい、そのため瞑想がとても骨の折れる作業に感じられたりもした。そうして瞑想しながらも私は幾度か新鮮な衝撃を覚えた。 写真:https://unsplash.com 瞑想を始めて2週間ほどたった頃のことだ。瞑想をしながら私は幼少期のある出来事を思い出した。それは、自分をいじめた相手に対し、将来、成功した姿を見せつけることで復讐しようと決意した時のことだった。人を助けるために成功したいと思うことで私はその復讐心を自分でも知らないうちに正当化していたことがはっきりと露わになったのだった。 荒唐無稽な目標に向かってあがき続けていた自分。不安と焦りの正体 結局のところ私は他人に成功する姿を見せつけたかっただけだった。そして世の中に認めてもらいたかったのだ。だから成功することに執着するしかなくなっていたのである。 「いつも人のために生きようと思っていた自分はこんなにも自己中心的だったのか…」すべては自分の完璧主義のため、自分をきらびやかに飾り立てるための口実に過ぎなったことに気付き、私は懺悔の涙を流した。 それまで自分を苦しめていた不安と焦り、執着の根本原因もはっきりとわかった。私はいつも自分だけの物差しで“自分が可能な目標”ではなく、“自分が望む目標”を立ててはそれにこだわり続けていたのである。そうして効率にこだわり、目先の小さな結果にこだわりながら狭い心の中であがき続けていたのだった。 いま置かれている条件のもとで自分ができる最善を尽くせばいいだけなのにもかかわらず…。 写真:https://unsplash.com 自分を支配してきた多くの無意識的な心の数々が捨てられてゆくと、少しずつ顔色も良くなり始めた。今は何をするにも自然に体が動いている自分の姿に気付く。一日一日があまりにも早く過ぎ去ることが惜しい。 それほどまでにどんなことにも無心で取り組めるようになると、色々なことに楽しさを覚えるようになった。嫌いだった専攻分野の勉強にも集中できるようになったことも思わぬ副産物だった。 写真:https://unsplash.com 授業の時間にも自分が理解できる範囲で満足して切り上げることができるようになったため精神的に楽になり、勉強の能率はむしろ上昇した。 学内で発表する時も緊張することが大幅に減り、周囲の視線も気にならなくなった。あるがままの自分を受け入れられるようになったことに私自身が驚いている。 来てもいない未来を心配していたかつての自分の姿を思い返すと本当にバカだったなと思う。今の自分の心が、今の自分の行動が、他でもない自分自身なのだ。 自分が思い描く未来の自分。それはどんな姿であろうと自分ではない。だから、その虚像の中で不安になったり、焦ったり、心配したりする必要もまたないのだ。 体験談ホーム

不安感ゼロ! もう未来に悩まない2021-10-08T17:49:50+09:00

固定観念が私たちの行動に与える影響とその興味深い実験

2021-08-17T17:06:13+09:00

ほとんどの人々は自分の考えをコントロールすることができ、どちらかを選択して方向づけられると思います。しかし、無意識的に身につけられた固定観念は自分も知らない間に私たちの生活に多大な影響を及ぼしています。 写真:https://unsplash.com 「50歳を超えると体力が落ちる」、「年を取ると記憶力が悪くなる」などの言葉は、私たちが生きてくる中で持つようになった観念の言葉ですね。 ハーバード大学心理学科の教授であり、「心の時計」の著者であるエレン・レンオは、30年以上の数多くの実験を通し、このような固定観念が自分たちの行動と潜在性をどれほど拘束するかについて示してきました。 写真:https://unsplash.com 私たちを枠組みに閉じ込めるのは、身体そのものではなく、「身体には限界がある」と信じている自らの考え方ということです。 固定観念を捨てて小さな変化を与えることだけでも、人生が幸せに、そして肯定的に変わることができるのです。 写真:https://unsplash.com 女性は数学ができない 事前に刺激された観念が私たちの行動に影響を与えることを「点火効果」と言います。例えば、「女性は数学があまり得意ではない」という観念を刺激すると、その女性は数学の実力が悪化するという実験結果があります。アジア人女子学生たちを対象に数学試験を実施しました。 一つのグループには「アジア人」というアイデンティティで、他のグループには「女性」というアイデンティティで事前に刺激をしました。アジア人に対する固定観念は「数学が得意」だということで、女性に対する固定観念は「数学ができない」ということでした。 その結果、「アジア人」というアイデンティティで刺激されたグループの点数は非常に高くなり、「女性」というアイデンティティで事前に刺激されたグループは数学の試験で低い点数が出たのです。 写真:https://unsplash.com 高い価格が高い品質を意味する? スポーツジムで運動を始める前の人たちに、彼らが「エネルギードリンク」だと認識している飲み物を配りました。 この時、一つのグループにはドリンクの値段が330円だと話し、他のグループには定価330円のドリンクを大量購入割引で80円の値段で購入したと話しました。 運動が終わった後に調べた結果、80円の割引価格のグループの人々は330円の定価グループに比べて運動強度が低く、終わった後にも疲労感をより大きく感じるということがわかりました。 写真:https://unsplash.com 「だめだ」と言われた患者が「すぐ退院する患者」たちの病棟に移動させられたとき 10年間、言葉が出ない状態で施設にいた女性が病棟のリフォームのため、同じ建物の他の階へ移ることになりました。 彼女が今までいた3階の病棟は、患者たちの間で「もうだめ病棟 」と呼ばれていました。 そして新しく移るようになった1階の病棟は、すぐ退院する患者たちのいる所で、そこの患者たちは近所を歩き回れるなど、ある程度の自由がありました。 写真:https://unsplash.com 病棟を移る前の検診結果では、彼女はお喋りは出来なかったけれど、健康状態はかなり良いと判断されました。 そして1階に移ってからは自由を満喫し、すぐに言葉を話すようになり、とても社交的な人になりました。 ところが、3階のリフォーム工事が終わり、彼女が「もうだめ病棟 」へ戻ると、一週間後に倒れて死亡してしまったのです。 検死では医学的な原因が何も明らかになりませんでした。 写真:https://unsplash.com このように生きてくる中で持つようになった、あるいは注入されたすべての観念は、実際に私たちの人生と体にものすごく大きな影響を及ぼしています。 観念を変えて、無くすことがなぜ重要なのかを証明する実験は今も続けられています。 参考文献 心の時計  Ellen Langer ブログホーム

固定観念が私たちの行動に与える影響とその興味深い実験2021-08-17T17:06:13+09:00

放浪の旅が終わると、願っていた人生が始まる

2021-05-22T18:55:42+09:00

K・Kさん/医師 生老病死。その四つが交錯する現場で医師として 生まれること、老いること、病気になること、そして死ぬこと。病院には生老病死という、人生におけるすべてのストーリーが存在します。そこには人生の縮図があると言ってもいいでしょう。 研修医のころから私はじつに多くの人の死を目の当たりにしてきました。 写真:https://unsplash.com 「〇月〇日〇時〇分、ご臨終です」 私も以前は、医師としてありとあらゆる知識と能力を総動員して懸命の処置を施しても、努力の甲斐なく一人の命が消えるときには大きな虚しさを覚えたものです。 そうした経験のせいか、私は命ある限り、少しでも世の中の役に立てる人間になりたいと思い続けてきたように思います。 写真:https://unsplash.com 私が担当する科には風邪を始め、糖尿病や高血圧、心臓病、甲状腺疾患など様々な病気を抱えた方々が訪れます。 私が腐心するのは、患者の方のお話に耳を傾け、治療方針を考えながらもまずは患者の方の内面を解きほぐすことです。 「病気が治らなかったらどうしよう」「これからどう生活していけばいいのか」 写真:https://unsplash.com そんな不安や恐れをまずは手放せるよう十分に話をし「こうすれば治る病気ですよ」と説明するだけでも患者の方の表情は明るくなり、治療もずっとうまくいくようになるのです。 どのような心を持つかによって病状にも変化が起こる 私が心の力を知り、まず何よりも患者の方々の心のケアを最優先に考えるようになったのは「心を引き算する瞑想」と出会ったことがきっかけでした。 写真:https://unsplash.com 心を手放しただけでケガや病気が改善した人々を本当に多く目にしました。 不安症やうつ病、パニック障害などの精神的な疾患だけでなく、糖尿病、腎臓病、関節炎、乳がん、白血病、胃がんなどの身体的な疾患まで多岐にわたるものでした。 当初は「どうしてこんなことが起こるのか」と本当に不思議でした。 東洋医学では「人間は小さな宇宙であり、体と心は一つである」という全体的な観点から病気を診断しますが、西洋医学では「この病気は〇〇というウィルスが原因だからウィルスを除去しなければならない」といった考え方が一般的です。 私も当初、心を手放すことで病気が治るメカニズムを説明することは困難でした。 しかしながらストレスや怒りといった感情がホルモンや血圧に影響を与えて病気を引き起こすこと、そうした心を手放すことで病状が好転することは明らかな事実でした。 現在、心を引き算する瞑想を実践している医師や博士課程の研究生が集まり、心と病気との関係をもう少し科学的に証明できるよう研究中です。 私自身、医師として身体的な側面からだけでなく、心という要素まで考慮に入れて病気を全体的に捉えられれるようになったことは実に幸福なことだと感じています。 写真:https://unsplash.com 医者でなければ幸せになれないのか? 迷いの中で出会った“心の引き算” 心を引き算する瞑想と出会ったのは医大生だった時です。 医大生と言えば医師の道へと進む輝かしいイメージがあるかもしれませんが、私には様々な迷いや葛藤がありました。 軍隊的とも呼べる厳しい上下関係、息つく暇もない授業の毎日、高圧的な実習先の雰囲気、そしてお金や名誉ばかりを追い求めているかのような人々の姿…。 本当にこれが私の望む人生なのか。 医者にならなければ幸せにはなれないのか。 私がここにいるのは世間体や両親の期待に応えるためなのだろうか。 そんな激しい葛藤の中、私は心を引き算する瞑想と出会ったのでした。 写真:https://unsplash.com 何か人生の答えを見つけられそうな感じがしたのです。 自分が本当の人生を生きているのではなく、自分だけの世界を強固に作り上げながらその中に閉じこもっている事実に瞑想を通して気付いたことは本当に衝撃でした。 一日も早くこの世界から抜け出したい。 そう思いました。 だから必死で心を手放す瞑想に取り組みました。 するとある時わかったのです。 自分が心の世界から抜け出たこと、この世の中はもともと一つだったこと、そしてこの一つの世界こそ本当の世界であることを。 そうして私の迷いと葛藤、心の放浪の旅は終わりを迎えたのでした。 中学生のころ、漠然と「誰かを助けられる人になりたい」と思って選んだ医師という職業。私はその道をただ歩み、そのまま自分の夢を実現していえば良かったのです。 医師にならなければ幸せになれないのだろうかと思い悩みましたが、私が苦労して身に着けた医学の知識で患者の方を助けることができたとき、私はすでにこれ以上ないほど幸せだったのです。 その幸福に対する感謝を覆い隠していた様々な迷いや葛藤は、自分が作り上げた心の世界の中に起こった妄想でしかありませんでした。 過去ではない今ここで、他人の基準から見た“幸せな人生”ではなく、私自身が心から望んだ人生をただ生きればいいということに気付いたのです。 医療ボランティアを通じて分かち合う人生の喜び 今は毎朝、私を待つ患者の方々のいる病院へと向かえること自体に感謝です。 私が夢見ていた理想の医師とは、患者の方がなんでも気楽に相談できる“その人だけの主治医”であれる医師でした。 それは長らく現実には実現困難な理想像でしかありませんでしたが、心を引き算する瞑想はそうした理想が実現可能だという希望を与えてくれました。 私は今、心を引き算する瞑想を実践する医療関係者たちで作った医療ボランティアグループに参加しています。 無償の医療活動というと、能力や経済的な面で十分な余裕がなければ不可能だと以前は思っていましたが、実際はそうではありませんでした。 自分が手にしているものが小さなものであったとしても、それを他者と分かち合おうという心があれば、分かち合うことは可能なのです。 「何の見返りも求めずに奉仕し分け与えることは、神を悟った者には当たり前のこと」 ボランティアグループのある先輩の言葉です。 私もそんな心で医師の道を歩んでいきたいと思います。 体験談ホーム

放浪の旅が終わると、願っていた人生が始まる2021-05-22T18:55:42+09:00

内向的な性格は本当によくないのか?

2021-04-21T19:38:41+09:00

今の社会においては、たいてい外向的な性格が好まれます。立派になるためには大胆で、幸せになるためには社交的でなければならないと考えられています。それは学校、職場でも同じですね。 積極的で外向的な人材を養成しようとしています。 写真:https://unsplash.com 教室の風景を一度思い浮かべてみましょう。最近の子供達は、4人〜7人が一つの机に座って顔を合わせ、数多くの課題をやらなければなりません。一方で、一人で勉強するのが好きな子は問題児であると考えられています。 写真:https://unsplash.com 職場で静かな人も内向型な性格である自分自身を責め、外向的に変わらなければならないという強迫観念に悩まされることもあります。心理学の研究結果によると、2人~3人のうちに一人は内向的な性格のようです。私たちは外向性を強調するということの前に 、静かな人々の声に耳を傾けてみたらどうでしょうか。 数多くの研究結果と事例を通じて、私たちは内向的な人たちが世界でどれほど大きな力を発揮するのか知ることができます。外向性と内向性に対する偏見は捨てて、一人一人の性格を認めながら、能力が最も発揮できるよう、細心な心遣いや配慮 が必要な時です。 写真:https://unsplash.com 現代の社会が、外向性に注目するようになった理由 20世紀のはじめ、産業革命が開始され、西欧社会は農業社会から大規模な商業社会へと変化しました。その過程で田舎から都会に人たちが押し寄せ、急激な都市化が形成されました。そして小さな村で些細な親交を深めていた人々の生活パターンも変わり始めました。 見知らぬ都市の異邦人とぶつかり、自分を証明しなければならなかったこと。その時から積極的な態度は成功の近道になり、人間の外向性は必須要素になりました。自分がどのように行動するかを悩んでいた時代から他人にどう見えるかを悩む時代へ価値観が変化したのです。 写真:https://unsplash.com 個人の特性を考慮しないブレーンストーミングの限界 企業や組織ではグループのメンバーらが集団でアイデアを絞り出す、いわゆるブレーンストーミングが非常に効果的な会議方式として使われています。 写真:https://unsplash.com ところが1963年ミネソタ大学心理学科のマービン・ドネッ教授の実験結果、ブレーンストーミングを実施した24グループのうち、23グループの人たちが集団でアイデアを出した時より一人でいる時にもっと多くのアイデアを作り出し、アイデアの質もはるかに優れたことが明らかになりました。 写真:https://unsplash.com その後、40年間の研究結果も同じ結論で驚かされました。集団の規模が大きくなるほどブレーンストーミングの成果は悪かったこと。内向的な人たちに考える余裕を与えないブレーンストーミングはむしろ効率を落とすことです。 人類歴史の発展に貢献した内向的な人たち ガンジー、アインシュタイン、ショパン、ゴッホ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブ・ウォズニアック…。この人たちの共通点は、みんな内向的だというのです。 写真:https://www.google.com アップル共同創業者でパーソナルコンピューター時代を開いたスティーブ・ウォズニアックは最初のPCを作る時までいつも一人でした。その他にもビル・ゲイツ、エイブラハム・リンカーン、マイケル・ジョーダン、トーマス・エジソンなども内気な性格で有名でした。 写真:https://www.google.com 「成功する企業の8つの習慣」で有名な著者ジム・コリンズは、最高の成果を収めた企業CEOを対象に調査した結果、ほとんどが静かで恥ずかしがり屋で 、自分を誇示せず、節制する性格をもっていると言いました。 内向性と外向性の共存方法–自分内面の省察が重要 精神分析学者カールユングによると、内向的な人は「考えや感想」という内面の世界に惹かれて、外向的な人は「人と活動」という外部世界に惹かれると言います。つまり、内向的な人は本を見たり一人で過ごしてエネルギーを充電しますが、外向的な人は他人と合う時に充電されるのです。 写真:https://unsplash.com 内向性と外向性が共生するためには、各自の才能を最大限発揮するように適当な刺激を与えることが重要です。生まれつきの長所と気質によって自由に交流できる環境を造成する一方、静かに一人で集中しながら得る個人空間も造成することです。 写真:https://unsplash.com すでにグーグルやマイクロソフト、ピクサーのように創意力を重視する会社では個人作業空間や楽な会議室などの、作業に邪魔されない環境を作るのに細心の配慮をしています。個人の沈黙と瞑想、孤独は、企業全体の商品開発や生産効率性に影響を与えるため、自分の内面に集中し、省察する時間を設けることが重要です。 参考文献 内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力 : スーザン・ケイン ブログホーム

内向的な性格は本当によくないのか?2021-04-21T19:38:41+09:00

心を捨てる。思い込みと習慣を変える。 驚くべき「引き算の瞑想」の効果

2021-04-21T19:36:24+09:00

心を捨てる。思い込みと習慣を変える。 驚くべき「引き算の瞑想」の効果 P・Jさん/歯科医師 写真:https://unsplash.com 40歳になった時、私の心と体は満身創痍の状態だった。 特に病気を抱えていたわけではないが、常に疲労感とあせりを抱え、無気力のまま日々をどうにかやり過ごしているといった感じだった。 朝になると「また一日が始まるのか…」。ため息と共に過ごす一日一日が本当に苦痛だった。作り笑顔をし、親切な態度をよそおう一方で、私の心はどんどんすり減っていることに気付かなかった。変化の光が訪れたのは、崖っぷちにまで追い込まれていたその頃だった。 写真:https://unsplash.com 築き上げたものを守ろうとする欲望と執着 「疲れているみたいね」 帰宅すると毎日のように妻から言われた言葉だ。 病院では緊張の連続。それは、これまで築き上げてきたものを守ろうとする必死さからだった。 人から褒められることには慣れていたが、批判されることには到底耐えられない。私はそんな状態だった。特に歯科治療は人の体を扱うものである分、いつも断崖絶壁に立たされているような気分だった。患者が治療に満足してくれるか、治療は上手くいったかに気をもみ、心配が尽きなかった。どのような治療も完璧にしなければならないという考えは、ある面では責任感の表れとも言えるが、その根っこには誰からも嫌われたくないという思いが隠されていた。 写真:https://unsplash.com 私は爆発寸前の時限爆弾だった。退勤時刻には疲れ果てて、酒で気を紛らわせる時以外は帰宅すると寝室に直行した。 日曜夕方になると急に頭が痛くなる“月曜病”にも悩まされた。病院で一日じゅう患者と話をしていると家では会話自体がめんどうになった。子供たちに見せる私の姿は、イライラしているか腹を立てているか、そうでなければTVを見ているか寝ているか…それがすべてだった。 たまに出かける外食や旅行も家族に対する義務的なものに過ぎなかった。そうするうちに私は家族の中で疎外感を強く覚えるようになっていった。私がいるとみなどこかぎこちなく、緊張しているように感じられ、私が自室にいる時にはリビングから明るい笑い声が聞こえたり、寝ている間に妻と子供たちだけで外食に出かけていたり…。妻や子供たちとの壁はどんどん分厚いものになっていった。 写真:https://unsplash.com 家族を“管理すべき所有物”としか考えていなかった自分 私との対話を試みてきた妻も、怒ってばかりの私の姿に愛想を尽かしたようだった。やがて私は自殺衝動に駆られるようになった。すでに心の状態が限界に来ているサインだった。 ある冬の日、家族と共に海へ出かけると、海の中へ身投げしたい強い思いに駆られた。高い場所へ上ると飛び降りたい気持ちになった。「私が死んだら家族はどうなるだろうか。両親はショックを受けるだろうな」などと思い悩んだあの頃は本当につらい時期だった。疎外感が頂点に達した頃、私は「心を引き算する瞑想」と出会った。 写真:https://unsplash.com 半信半疑ではあったが、夏の休暇を利用して瞑想に取り組んだ。そうすると一週間、夜に本当に心地よく熟睡できた。あれほどまでに安らかな気持ちで眠ったのはいつ以来だろうか。心を引き算する瞑想に取り組んでまず最初に気付いたこと。それは、「自分はなんて自己中心的なんだろう」ということだった。 職場でも家庭でも自分だけのために生きてきた。誰かのために生きたことなど一度もなかったことに気付いた時には、穴があったら入りたい心境になった。お金、名誉、家族…あれほどつらい日々を送ることになったのは、自分が手にしたものを最後まで手放すまいとする執着と欲望のせいだった。 写真:https://unsplash.com 経済的に苦しい家庭に育った私にとって家は休む場所として、職場は単にお金を稼ぐ場所としてしか考えていなかったことにも気が付いた。家庭は“家族と共に過ごす場所”ではなく、“自分が管理すべき所有物”としか思っていなかった。職場における完璧主義の習慣も自己満足と自尊心を満たすための行為だった。 思い込みと習慣を手放せたことが最も大きな変化 今この瞬間に最善を尽くし、結果を気にすることがなくなった。病院を訪れる人々にも感謝の気持ちを持てるようになった。より患者のことを大切に思えるようになり、自分が治療してやるんだという態度ではなく、治療に必要な情報を共有しケアするという態度で接するほどに親密な関係を築けるようになった。互いを思いやり支えあう一つの存在だとわかると、ストレスを感じたり緊張したりする理由がなくなった。 写真:https://unsplash.com 以前は結果にいつも不満ばかりが残ったが、今はどんな状況になってもまず感謝の心を持てるようになった。そうなると、以前ではストレスになるようなことが、自分を成長させてくれる贈り物になった。 朝起きると私はイスに腰掛け、こう祈る。 「今日も自分のための一日ではなく、他の人々のための道具となれるような一日を送らせてください」。 妻も「心を引き算する瞑想」をするようになり、夫婦関係も兄妹のような気楽なものに変わった。 以前の私は子供を、親の意のままにしてもいい存在としか考えていなかったが、親に縛られることを心底嫌っていた自分自身がまったく同じことをわが子にしていることに気付き、瞑想を通してそうした自分を徹底的に捨て去った。そうして自分の思い込みや習慣を手放せるようになったことが最も大きな変化だ。 写真:https://unsplash.com また、以前は自分の乏しい知識と経験から人の行動に対して一方的な見方をしたり、そうして人を傷つけたりすることがあったが、瞑想を通して自分や周囲をふり返ってみると、私がいる時に家族が静かだったのも、私を置いて外食に出かけたことも、すべては私に休める時間を与えようとの家族の配慮であり愛であったことに気が付いた。すべては私一人、自己中心的な立場から疎外感を感じ、傷つき、苦しんでいただけだったのである。 自らの思い込みを手放してそこから自由でいられたら、苦しむ理由も相手を傷つける必要もないのだ。 写真:https://unsplash.com 体験談ホーム

心を捨てる。思い込みと習慣を変える。 驚くべき「引き算の瞑想」の効果2021-04-21T19:36:24+09:00

心の毒やストレス、自分の体の脅威となる毒を抜く

2021-04-21T19:29:02+09:00

有名大学の学生や大企業の経営者も、ストレスや鬱(うつ)病で自殺したり突然死したりするニュースを頻繁に耳にします。サラリーマンはストレスで鬱(うつ)病を持っている場合が多いようです。 写真:https://unsplash.com このような事情から、心理学関連や心理ケアセンターなどが流行っています。鬱(うつ)は心が問題だということが話題になっています。 写真:https://unsplash.com 健康についての認識も変化しました。心の安定感が体の健康に密接に関連しているという医学的見解があり、食べ物や運動だけではなく、瞑想などで心を変化させることで病気を治療している人が増えています。 写真:https://unsplash.com ストレスに関するウサギの実験があります。 5週間、ストレスを与えたウサギは、目玉が飛び出し、血液内のコレステロール値が増加しましたが、一方で、愛情を与えたウサギは、血液が比較的、きれいになったことがわかりました。 心にたまったストレスが健康状態を決める要因になっていることがわかります。 写真:https://unsplash.com 車を運転中に無意識に悪口が出る時や理由もなくイライラして神経質になる時には見逃さずに、ストレスの要因を点検してみましょう。 そして、体の毒を抜くのと同じように、心の内面をちゃんと見てきれいにしましょう。 自分が知らない内に入っている心の毒を発見するだけでも、半分くらいは解毒作用の効果があります。 写真:https://unsplash.com ストレスを受ける時の私たちの体はアドレナリンとノルアドレナリンが分泌されます。 血圧が上がり心拍数がはやくなり、血管の内壁が損傷し、脂肪がたくさん分泌され、血液中の脂肪とコレステロール値が高くなります。 さらに心が不安になる時は、多量の飲酒や喫煙など、他の危険要因も増えます。 否定的な感情は脳にも影響がありますが、特に怒るときは100個くらいの脳の細胞が死滅するため、小さなことですぐ怒るような人は、この事実を必ず覚えておく必要があります。 写真:https://unsplash.com さらに心が不安になる時は、多量の飲酒や喫煙など、他の危険要因も増えます。 否定的な感情は脳にも影響がありますが、特に怒るときは100個くらいの脳の細胞が死滅するため、小さなことですぐ怒るような人は、この事実を必ず覚えておく必要があります。 怒りは人を殺す エルマーゲイツ博士は人間が吐き出す息を液体化する実験をしました。その結果、様々な色の沈殿物があらわれました。 特に怒る時に作られる茶色の沈殿物には、人を死に至らしめる致命的な毒が含まれていることを明らかにしました。 この物質を実験用のネズミに注射すると数分以内に死んでしまいました。 1時間くらい怒った場合には、80人くらい殺せるような毒が排出されるようです。『悪意を隠して話す』という言葉がありますが、怒りを持ちながら他の人達に攻撃的に接する人は、自分だけでなく、周りの人達にもダメージを与えていることになります。 写真:https://unsplash.com 怒りを感じるときはこうしましょう 『怒りが殺す』という本の作者、レドフォードウィリアムズ教授が解決した怒りをコントロールする方法を紹介しています。 1、これが私にとって大事なことなのだろうか、些細なことなら、ただ流せば良い 2、私の考えと怒りは適切なのだろうか、私の反応は理性的で正しいのだろうかを考えてみる 3、今の状況は変えられることなのだろうか、渋滞の場合は変えられない状況だから受け入れるしかない 4、行動するほど価値があることなのだろうか、価値があるなら暴力ではなく会話で相手を説得すれば良い ブログホーム

心の毒やストレス、自分の体の脅威となる毒を抜く2021-04-21T19:29:02+09:00

お金で幸せな人生を生きられるか、 お金を稼ぐために労力を使いすぎて死んでしまうか

2021-04-21T19:27:23+09:00

「お金より人生の方が重要だ」と誰もが思ってはいるものの、実際、私たちはお金を稼ぐために、その大切な人生の半分以上を犠牲にしています。勉強して、結婚して、子供を育てて、豊かな老後を過ごすために…。 写真:https://unsplash.com 人間はお金に憧れ、お金のために様々なことを犠牲にすることはありますが、実際、お金に対して真剣に考えてみることはありません。 お金を稼いで投資をした結果、借金で苦しむことになっても、お金さえあれば解決できる・・・と依然として漠然な期待を持っています。 いま、お財布の中に入ってるお金を出して見てみましょう。 写真:https://unsplash.com お金はその国で通用する手段であるだけで、その価値は常に変わります。 お金で真の友情や愛は得られるのだろうか、お金のせいで心配事が増えているのではないか・・・などと考えてみると、私たちが求める幸せは、お金では得られないということがわかります。 果たして、私にとってお金とは何なのか、お金のために何を諦めてきたのか、お金に対する恐怖や欲望などをしっかり考えてみる必要があります。 写真:https://unsplash.com お金に対する否定的な記憶 子供の時に植えついたお金に対する観念によって行動パターンが決まります。 成長期にお金に対する難しさを経験した戦後世代の人たちは、経済的に安定している世代の人たちより「お金こそが人生で重要な目標だ」と考える比率が高いのです。 お金がなくてやりたいことが出来ず、友達の中にもとけ込めなかった経験のせいで、お金が人生における保護者であり成功の目安だと思うようになりました。 写真:https://unsplash.com 高い年給が成功を判断する基準 長い間、職業こそが自分自身を評価するものになってきました。 自分を良く評価するために職位や年俸を大げさに話すのも、それこそが自分の価値が高くなると思っているからです。 相手の職場や職位、住む家、車のことがまず気になるなら、お金で人の価値を評価している証拠です。 写真:https://unsplash.com お金は人より多い方がいい 現在の自分の状況を考えずに、もっと多く、もっと良く、人よりもっと・・・ばかりを考え続けていると、現在(いま)に感謝する心は生まれません。 お金をたくさん稼いでいても、さらに、人よりもっと稼ぎたいと思うからです。 常に、人よりたくさん、特別なものが欲しいと思ってばかりいると幸せは遠ざかります。 お金で精神的な安定を得ようとする考え 気分が落ち込む時や寂しい時、洋服を買ったりお酒を飲んだりすることで精神的な安定を得る場合があります。 このような時に感じる、ひとときの喜びや安心を無意識のうちに覚えていると、過度な消費につながることになります。 気分転換のための消費活動で精神的な安定がどれほど維持できたのか、むしろ、要らないものや借金が増えてはいないかを考えてみるべきです。 写真:https://unsplash.com 私はお金に対してどんな考えを持っているのでしょうか。 まずはお金に対する全ての考えから離れて、お金に対する新たな見方をしてみます。 そうすることで、お金に縛られることなく、上手に使いこなせるようになります。 参考文献 「お金か、それとも人生か」 ジョー・ドミンゲス/ヴィッキー・ ロビン ブログホーム

お金で幸せな人生を生きられるか、 お金を稼ぐために労力を使いすぎて死んでしまうか2021-04-21T19:27:23+09:00

心が幸福なら、笑顔は自然にこぼれる

2021-04-21T19:24:52+09:00

I・Oさん/教員 「先生はなぜ作り笑いをしてるの?」 廊下で他の先生と挨拶をする私を見て教え子が言った言葉だ。 「挨拶は明るくするもんでしょ!」と答えはしたが、頭を殴られたような衝撃に、内面の動揺は隠せなかった。 子供たちの前で恥ずかしかった。 そして何事もなかったかのようにその場をやりすごそうとした自分が何ともかっこ悪く、情けなかった。 小学校の教師になって10年。子供たちのために私は必死でがんばってきたつもりだったが、そんな私に返ってきたのは、「先生の笑顔はニセモノだ」という言葉だった。 農村に暮らす小学5年の純粋な子供の目に私の仮面は見破られ、私の心は打ち砕かれた。 写真:https://unsplash.com 子供たちを変えようとする努力と現実 私は本当に“良い先生”になりたかった。 その夢を実現するために私はいつも忙しく、あわただしかった。夏休みや冬休みには、研修やセミナーの予定で私のスケジュール手帳はいっぱいになった。 専門家やその道のプロのもとを訪ね歩き、絵や音楽、キルト織物、裁縫、染物を学んだりもした。 子供たちの、瞬く間に消え去ってしまうイキイキとした声や笑顔を記録しようとビデオ撮影のセミナーにも通った。 学んだことをそのまま授業に活かそうとしたのである。みんなで音楽を演奏し、美術作品を作り、染物で巾着を作り…。そんな活動の数々を文集にまとめ、写真と映像はDVDやCDにして子供たちに配布したりした。 そんな努力をするほど、私の中には様々な課題が繰り返し提示されてくるのだった。 「知識を机の上でだけでなく、人生で活かせるようにするにはどうすればいいか?」 「自ら行動する自発性をはぐくむ方法はないだろうか?」 「『嫌だ』『できない』といったネガティブな思いをポジティブな気持ちに変えることはできないだろうか?」 一筋縄にはいかない現実に直面しながら、何が問題なのか、どう解決するべきかといった疑問に苦しんだ。 私が「心を引き算する瞑想法」に出会ったのはそんな、 答えを求めてさまよい続け途方にくれていた頃だった。 写真:https://unsplash.com 心から笑うってどういうこと? 私はなぜ仮面をかぶって行動するようになったのだろう? 私はいつも自分に対して「自分は善良で、前向きで、仕事に全力を尽くす情熱的な人間だ」という虚像を持っていた。それは現実の自分ではない理想の自分でしかないのだが、私は理想を現実だと錯覚していたのである。 現実の自分を受け入れることができず、自分が作り上げた理想の自分だけを周囲に見せようとばかりして疲れ果てるしかなかったのだ。 当時の私の口癖は「もう死にそう」だった。 「忙しくて死にそう」「疲れて死にそう」「眠くて死にそう」…そう口にしながらため息をつく私に母は忠告を繰り返したが、口癖が収まることはなかった。 そうして心は死んでいった。生きることが本当に苦しくて自殺も考えるほどだった。 自ら作り上げた“自分”という虚像を守るための壮絶な自己犠牲。 自分の心を誰にも開くことができず、積み上げた心の壁。 変化や発展という名目の下でひたすら前にばかり進もうとする自分。 自分一人の完璧な城に閉じこもり、四方を壁でおおって誰とも心を通わせることができなかった自分。 もうすべてを投げ出したかった。 写真:https://unsplash.com そんな時に出会ったのが、職務研修で取り組んだ「心を引き算する瞑想」だった。 瞑想を通して私は、コンプレックスを覆い隠すために分厚いヨロイを着込んできた自分自身と向き合うことができた。 生きてきた人生は、とりもなおさず自分一人の心の世界だった。 その世界を通して考え、判断し、行動してきた私はいつも自分だけが正しく、そのため他者を受け入れることができず、人を押しのけるしかなかった。 その一方で、そうする自分自身が嫌いだった。 ふり返ってみると、私の心には“憎しみ”が多かった。 幼少の頃から男の子のようにヤンチャだった私には、赤いワンピースも黄色い靴も似合わないファッションだった。 かつて一度、リボンの付いた花柄の赤いワンピースを母がプレゼントしてくれたことがあった。 着てみると我ながらじつに似合わなかった。 すぐさま妹にあげたワンピース。妹にはピッタリだった。 そうして一つひとつ心に刻み付けてきた感情の数々…。 体が大きくなるにつれて私の心の中の“嫌いな自分”も大きくなっていった。それを隠すために目の前のことに懸命に努力してきたが、“嫌いな自分”から自由になることはできなかった。 自分の心の中に“嫌いな自分”という虚像を抱えている限り、そこから自由にはなれないということを、そしてそんな自分を手放した時にそうした心がなくなることを瞑想を通して私は悟ったのだった。 写真:https://unsplash.com 嫌いな自分を投げ捨てる 夢見ていた“良い先生”についても同様だった。私は良い先生になりたかったが、良い先生には決してなりようがなかった。 私の心の中に憎しみが一つでもあったら、それは子供たちを憎むことになり、心の中に苛立ちの種があれば、それは子供たちにばら撒かれることになる。そんなことに無知だった私は、外に出しさえしなければやり過ごせるものと思っていた。ひたすら耐えれば何とかなると考えていたのだ。 また「私は一生懸命にやっている」という考えは、「他の教員たちはそうではない」という思いを持つことにつながった。そうして他者に対して不信の壁を作りながら、私はハリネズミのように誰も寄せつけようとしなかった。だから寂しかった。一人だった。 それでも、それが自分の道だと言い聞かせながら私は一人だけの心の世界を強固に作り上げていったのだった。 けれども今ならわかる。心がすなわち実際であるということを。どのような心を持つかによって心はそうなるし、結果もそうなるということを。 写真:https://unsplash.com 畑に大豆をまけば大豆ができ、アズキをまけばアズキができるように、ネガティブな心を持てばネガティブな結果が生まれ、ポジティブな心を持てばポジティブな結果が生まれるのは当然なのに、瞑想と出会う以前の私はあまりにネガティブだった。 疲れた心、ダメだと思う心、比べる心、後悔する心、憎む心、不信の心、そんな否定的な心では自分ひとりが生きていくことさえ大変なのに、子供たちに良い変化をもたらすことなどできるはずもない。 間違った生き方をしてきた自分の人生を瞑想を通して手放しながら、どれほど泣いたかわからない。 その涙は後悔と反省の涙ではなく、偽りの自分から自由になれたことへの感謝の涙だった。 本当の人生を歩むことができる喜びの涙であり、これからは子供たちを手助けできるという希望に対する感動の涙だった。 心を引き算する瞑想は、自分が人生で作り上げてきた自分だけの心の世界をきれいさっぱり痛快に解体してくれた。 私は暗くて孤独なつらい心の世界から抜け出てこの世の中と一つになって、人々と見つめあい、語りあい、笑いあえるようになった。 昔は幸せそうなふりをするのに大変だったが、今はもう無理してそうしなくてもよくなった。 心が幸福なら笑顔は自然にこぼれるものなのだ。本当の笑顔が。 [...]

心が幸福なら、笑顔は自然にこぼれる2021-04-21T19:24:52+09:00