『ラストクリスマス』というアメリカ映画の中で、

「日常の小さな行動がその人の人格を作る」という台詞を聞いた時(映画の意図とは違いますが)、

非情な行動をとるある人のことを思い出しました。

それまで、その人のことを思い出す度に、

不快な感情しか沸いてこなかったが、その時は違いました。

その人は、そんな非情な行動を取らざるえないような厳しい環境で育ってきたんだ。

辛い過去を背負っているに違いないと。

そうすると、

不思議に頭だけでなく心からその人に対する怒りや恨みのような感情がすっと消えていきました。

自分を振り返っても、業というのか、不合理であるとわかっていても自分の意志に反して行動したり思ったりしています。

人間は、皆同じ何だろうと心から気づかされました。