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[瞑想体験談]前の自分よりも今の自分の方が遥かに好きです

2023-07-01T18:25:02+09:00

前の自分よりも今の自分の方が遥かに好きです Mさん/50代・男性 当時の私は、何かを成し遂げなければならないという焦燥感に駆られ、苛立っていました。あれもしなければ、これもしなければという理想ばかりを追い求めていました。 妄想であるが故、勿論到底叶うはずもなく、時間が足りないのは仕事のせいで、やりたいこともできないのだ、とイライラしたり自己否定の毎日を過ごしていました。 そんな時、アンガーコントロールやマインドフルネスに興味を抱き、スキルマーケットの「ストアカ」で数講座を受講しました。そして、『本物の瞑想を教えている』との謳い文句に導かれ、こちらの体験に参加しました。その後、本格的に瞑想を始めることとなりました。 実際、変わったことと言えば、当時感じていたようなイライラや焦燥感はなくなり、目の前のことに集中できるようになったこと(仕事も含む)、自分を大事にしようという自己愛の観念が大きくなったこと、仮に予定通り事が運ばなくてもこれでも良いんだというような捉え方ができるようになったことなど、色々ありますが… 良い意味で淡白になったのかもしれません。 前の自分よりも今の自分の方が遥かに好きです。 今でも十分に幸せなのですが、もっともっと幸せに毎日を生きられるように、瞑想を続けていこうと思っています。 体験談ホーム

[瞑想体験談]前の自分よりも今の自分の方が遥かに好きです2023-07-01T18:25:02+09:00

[瞑想体験談]引き算の瞑想は最高の胎教!

2023-07-01T18:14:15+09:00

Sakuさん 37歳 医療従事者 写真:https://unsplash.com 私は医療従事者をしているのですが、特に、患者さんとの対話や職場の人間関係で、家に帰るとぐったり疲れていました。私は人から言われたことや、ちょっとした出来事にクヨクヨ悩む癖がありました。 写真:https://unsplash.com 夫は、そんな私を見かねて、「引き算の瞑想」を勧めてくれました。興味を持ち、ストアカの体験(https://www.street-academy.com)から習うことになりました。 写真:https://unsplash.com 引き算の瞑想を始めて、起こった問題(悩み)に対して、「自分のこと」「他人のこと」「その他」と問題を分けられるように段々となれました。よく問題が起こった際に、上記を頭で整理すると良いと世間的に言われますが、頭で分かっていたものの、自分勝手な感情が邪魔をして難しかったのです。 そんな人は多いのではないでしょうか。 写真:https://unsplash.com 私は瞑想を通して少しずつ上記の問題を分けられるようになり、頭をクリアにすることが上手になりました。難しい時は、紙にひたすら書き「書く瞑想」をし、少しずつ出来るようになってきました。それは大きな収穫でした。 また妊娠がわかり、胎教の一つとして「引き算の瞑想」を」ほぼ毎日実施していきました。 写真:https://unsplash.com 食べ物と同じように、胎児に私のストレスが入らないようにしたかったからです。瞑想中は胎児もなんとなく落ち着いていたことも覚えていますし、私の心も常に落ち着いていました。 そのおかげか、良い子で可愛い元気な子を授かりました。 写真:https://unsplash.com 次に、出産の後の1~2ヶ月は瞑想をする暇もなく、お世話で身体も心も精神的に疲れて月日が過ぎていきました。人間的に未熟な私が突然お母さんになって、「こんな私が育てていけるのか。」というプレッシャーに押し潰されそうになりました。 体もズタボロですし、産後のホルモンの急激な減少もあり、マイナス思考になり、いわゆるマタニティブルーになっていたと思います。「これじゃあダメだ。」と思い、瞑想を再開しました。 写真:https://unsplash.com すると、出産後初めての瞑想は、本当に頭も心もスッキリして、久々の爽快感が味わえました。今でもその感覚は鮮明に覚えています。少しずつ行うことにより、「母親の笑顔は子供の笑顔。」「子供のためにも自分のストレスを自分でなくそう。」と決意しました。 今も時間がある時に、引き算の瞑想を行うことにより自分をニュートラルに戻すことにしています。 写真:https://unsplash.com 今の自分を変えたいなら行っていく価値はあると思います。 何か自己啓発的なメゾットを取り入れるより、まずは自分自身と向き合い、引き算の瞑想をしてニュートラルな自分を取り戻した方が効率が良いように思います。 私はこの瞑想法に出会えて本当に良かったです。出会ったことに心から感謝しています。 体験談ホーム

[瞑想体験談]引き算の瞑想は最高の胎教!2023-07-01T18:14:15+09:00

[瞑想体験談]私に与えてくれた大きな変化

2022-05-02T11:15:04+09:00

E.M 40代 男性 写真:https://unsplash.com 2021年2月にストアカ(https://www.street-academy.com)を通じて引き算の瞑想に出会いました。 私は数年に渡り仕事上の悩みを抱えていました。思うようにいかない現実を他人のせいにしたり、自己啓発書を読み漁っては何とか自分を変えようと試みたり、でも結局は何も変わらない現実に失望していました。 写真:https://unsplash.com そんな中、コロナ禍により出社が制限され在宅での業務が主流となり自分の世界がさらに狭くなり、自分が勝手に描いてしまうネガティブな世界にどんどんはまっていきました。 日中は不安な思いがじわじわと湧いてきて胸が苦しくなることがあり、夜も眠れない。 その結果、体力が減退し、思考はさらにネガティブなものとなっていきました。そのような状況を改善したいとは思うものの、メンタルクリニックにかかることにはどうしても抵抗があり、漢方薬を服用して何とか心が崩れないように自己暗示をかけていました。 写真:https://unsplash.com そんな時間を過ごすうちに、テレビ、ラジオ、SNSなどで瞑想が流行っているという話題を見聞きし瞑想に興味を持ちました。 そしてストアカ(https://www.street-academy.com)を通して引き算の瞑想を試してみることにしました。 ガイドさんのガイドによる引き算の瞑想は初回から頭がスッキリする感覚があり、『これを続けていれば必ず現状の重たい空気の世界から脱出できるだろう。』という気持ちにさせてくれました。 その後は月平均10時間程度のセッションに参加し、どんどん自分を捨てることで心の引き出しが空っぽになっていくのを感じ、軽やかな心に変わっていきました。 写真:https://unsplash.com そして鬱屈した気持ちの根源である仕事について、今の仕事を続けたいならもっと組織に貢献してそれが承認されること。そうでないなら転職して一から環境を変えて出直すことを自分の指針と定めることが出来ました。 日々の生活を前向きにシフトチェンジすることが出来るようになりました。自分を捨てる、そしてまた捨てる。そうやって目の前にある世界だけを受入れることが出来るようになってきました。 写真:https://unsplash.com 自分の心が軽くなると、まだ見ぬ世界を想像することが楽しくなってきました。前向きな気持ちが大きくなり、転職という、現在の環境を捨ててまだ見ぬ環境に向かいたいと思うようになりました。 かつての『どうせ自分は組織に期待されない人間』というネガティブな意識から、『俺はまだまだ勝負できる』という根拠の無い自信が芽生え、気持ちに余裕を持って転職活動に臨むことができました。 とは言え、結果は何度も残念な結果となりました。ですが、引き算の瞑想で常に自分を捨て去ることで結果への執着は無くなり、平常心で何度も向かうことができました。 そして2022年1月、瞑想を始める前の自分ならば選ばなかったと思う企業からの熱心な声掛けに心を向けることができ、自分でも驚くほどの良い結果を得ることができました。 転職が決まりました。 引き算の瞑想は過去の自分を否定することと思う人がいるかもしれませんが、否定も肯定も無く、捨てる。捨てる。捨てる。そして軽くなる。その結果、視界に入るものの見方が変わる。心のキャパが空くので、全てを受け入れることができるようになります。それが私に大きな変化を与えてくれたのだと思っています。 瞑想に取り組む時、瞑想のガイドさんは何も押しつけるようなことはしません。シンプルに捨てることを丁寧にアドバイスしてくれます。心の迷いや一方的な思い、考えていることを正直に伝えれば、わかりやすく解釈してくれます。そして瞑想に反映してくれます。 今は仕事の引継ぎが忙しくセッションに参加することができていませんが、いつでも戻れる場所があると思えるだけでとても心強いです。 この瞑想との出会いに感謝しています。 体験談ホーム

[瞑想体験談]私に与えてくれた大きな変化2022-05-02T11:15:04+09:00

人間関係 ストレスの原因 ランキングTOP5

2021-11-23T13:28:40+09:00

人間関係からくるストレスにも3つのパターンがあります。友達になる時のストレス、拒絶された時のストレス、距離を置かれたり距離を置かねばならない時に生じるストレス。 瞑想センターを訪れる人の多くは、人間関係でのストレスを解消しにやってきます。家族、配偶者、職場での人間関係…社会で暮らしながら様々な人間関係を通して背負った心を解消しようと多くの人が瞑想を始めます。 そうして心を見つめてみると、人々はストレスの原因が“自分の心”にあったことに気付きます。生きてきた人生をふり返りながら、小さい頃からの親友や最近は疎遠になっている人々などを思い返して少しずつ自分の内面と向き合っていくと、どのような心が原因で人間関係が上手くいっていないのか、どうすれば上手くいくのかの気付きが生まれます。 今回、そうして自分自身をふり返る瞑想を行なった100名の方々に訊きました。 「人間関係でストレスを生み出していた心とは、どんな心でしたか?」 上位5つの心を紹介する形でストレスの原因を探ってみましょう。 5位 相手を馬鹿にする心  「それでもお前より俺のほうがまだマシだ」 「そうするよりも私のアイデアの方が良いのに」 同じ屋根の下に暮らす家族同士でも、相手を馬鹿にする時があるものです。夫婦間でも小言を言い合うことが増えたり、自分でも知らないうちに抱いていた、夫(妻)を馬鹿にする心が相手に伝わったり…そうして時には関係修復が不可能なほどの心の傷を相手に負わせてしまうケースも少なくありません。あなたは、どんな心で人と接していますか? 「『周りはみんな自分より劣った連中だ』『自分が一番優秀なんだ』とあらゆる人を馬鹿にしていました。 彼氏のことも、親のことも…。いちばん近くて親しい人々のことを私はいちばん馬鹿にしてぞんざいに扱っていたのです」―Iさん 4位 先入観、偏見  過去の経験が、あるがままの今をゆがめてしまいます。 「こんな外見の人は性格がおかしい」 「あの子は昔こういう性格だったから、今もそうだろう」 そう思っていると、目の前にいる人をあるがままに見ることはできません。 「外見だけを見て、『あの人はこんな人だろう』という先入観を持ったり、初対面にもかかわらず上手くしゃべれなかったり、話したくないなと思ったり…。瞑想をしてみたら、「あの人は普通じゃない」と思っていた人が、じつは普通の人でした。学生時代に嫌いだった人と似ている人を私は知らず知らずのうちに避けていただけだったのです」―Gさん 一度失敗した人間はいつまでも“失敗した人間”であり、「また失敗する人間だ」という目で見ていたために関係修復は困難でした。その人が失敗した点だけに意識が行ってしまうのです。“失敗した人間”という烙印が私の心に押されてしまったのでしょう。その人がその後どれだけ結果を出してもそうした偏見がありました」―Hさん 3位 期待する心   ソファでテレビを見ている時にはゴミ出しを頼まないで欲しい。息子にはクラスで10番以内の成績を取ってほしい。親の小言にはもうウンザリ。 パートナーには自分を傷つけるようなことは言ってほしくない。自分が何を言ってもパートナーには受け入れてもらいたい。私たちはいつも誰かに期待ばかりしていませんか?  「見返りを求めることなく人に親切にしたことなんてなかったと思います。自分がそうしたくてした時以外は、常に何かを『してあげた』という思いがありました。だから、何かをしてあげた相手が私の要求を断ると、ものすごく腹が立ちました」―Eさん 「期待されることが負担でした。親の期待や友人の期待…『相手の期待に応えなければ。がっかりさせたらどうしよう』 そんなプレッシャーに苦しむ日々が多かったです」―Fさん 2位 オモテとウラを使い分ける正直でない心   正直な心で接するとは一体どういうことなのでしょう? あなたは正直な心で人と接していますか? 正直な心とはどんな心なのでしょうか? 言いたいことをそのまま相手にぶつけることは正直なことなのでしょうか? 「嫌いなのに好きなふり、良い人のふり、大丈夫なふり…。自分でもそうやって仮面をかぶるのがつらかったです。それでも周囲の人間から「君は本当に優しいね」とか「君は良いやつだよ」と言われると、再びそうした仮面をかぶっていたのです」―Kさん 「『ありがとうございます』『すみません』『大丈夫です』 そんな言葉をこれまでたくさん口にしてきましたが、本当に心からそうした言葉を口にした場面は一体どれだけあっただろうかと思います」―Dさん 「裏表のある人を見ると一気に気分が萎えます。自分といる時の姿と他の人といる時の姿のギャップがひどかったり、偽善的なふるまいを見ると、一体どの姿が本当の姿なのかと思います。それで疎遠になった人もいますね」―Eさん 1位 自分が正しいと思う心  自分の失敗や過ちを認める心は、最も大きく広い心だと言うことができます。しかしながら、自分の間違いを認めることは容易なことではありません。アンケートで最も多かったのは「人間関係におけるストレスの原因は、“自分は間違っていない。自分は正しい”という心のせいだった」という回答でした。 「『間違っているのは相手であって自分ではない』。そうした考えのせいでいつも同じことや同様の状況で言い争いが絶えず、人間関係も悪化した」という意見もありました。 「私は人生でただの一度も“自分が間違っていた”と思ったことがありませんでした。自分の考えは正しいといつも思っていたために、他人の意見を認めることはあっても自分の間違いを認めることはありませんでした。1%たりとも自分が間違っていることはないと思っていました」―Aさん 「『私は悪くないのにあの人はどうしてああなんだ?』そう思っていましたね。『私がいったい何をしたっていうんだ?』と。私のかたくなな態度を見て離れていった人も多かったように思います。他人への小言も多かったですね。すべてはその人のためだと思っていましたが、瞑想を通して自分の姿をふり返ってみると、私の言葉に相手は本当につらい思いをしたことだろうなと感じました」―Bさん 「人よりも目立ちたいと思う心、そして馬鹿にされたくないという思いから、自分の間違いを認めることが怖かったんです」―Cさん 仕事であれプライベートであれ、人生で成功を収めるには、良好な人間関係が必要です。人脈は成功の指標だとも言えますね。したがって良好な人間関係を構築するための対話法やテクニックに私たちは注目します。 しかしその実、私たちは人間関係からくるストレスに目を背けたまま、表面的なテクニックで人の心を利用しようとばかり考えてはいないでしょうか? ストレスがどこから生まれているのか。その原因をじっくりと探し出す時間はどんな人にも必要です。ただ単純に「あの人のせいだ」と決めつけて、背景にあるものから目を背けてしまったらそれ以上の発展は望めません。 いまこそ自分の内面に原因を見つける時。5つの心の傾向の中で、今の自分の心の状態と同じだと感じられたものはどれでしたか? その心の原因をすべて捨て去ることができたなら、あなたは誰からも親近感を持たれ、誰からも好かれる人になれるかもしれません。 ブログホーム

人間関係 ストレスの原因 ランキングTOP52021-11-23T13:28:40+09:00

健康・長寿・老化のキー テロメア、瞑想でテロメアを守りましょう

2021-04-21T18:58:11+09:00

健康・長寿・老化のキー テロメア、瞑想でテロメアを守りましょう。 テロメアを通して生物学的年齢や健康寿命を知ることができます。 人間を構成する最も小さい単位は細胞で、このような小さな細胞が集まって人間が作られます。 人間という個体を維持し、回復し、成長するために、一つの細胞が二つになり、二つが四つになる「分裂」という方式で自分と同じような細胞を作り出します。 これを「細胞分裂」と言います。 細胞の染色体の両端にテロメアという部分がありますが、テロメアは染色体を保護するための保護キャップのようなものです。 例えば、靴紐の両端にあるプラスチックキャップのようなものです。 靴紐を使えば使うほど、端の保護キャップも磨り減っていくように、テロメアも細胞分裂しながらどんどん短くなっていきます。 細胞が分裂するほど、どんどんすり減って短くなり、一定の長さ以下に短くなると、細胞は分裂できずに老化して死に至ります。 このように人間の細胞は、限りある回数だけ分裂した後、細胞寿命の限界になります。 それでテロメアの長さを測定することで人間の細胞の年齢、すなわち身体の年齢を測定することができます。 写真:https://www.google.com 人の年齢が中年くらいになると実際の年齢より若く見える人もいるし、あるいは自分の歳より老けて見える人がいますが、それはテロメアの長さと関連があります。 なぜ人によって老化の程度は違うのでしょうか。 このような老化の秘密を持っているテロメアは エリザベス・H・ブラックバーン (カリフォルニア医大)、キャロル・W・グライダー (ジョンズ・ホプキンス医大)、 ジャック・W・ショスタク (ハーバード医大)、3人の科学者によって発見されました。 写真:https://www.google.com この発見は人間の老化を遅延させて寿命を延長することができるという画期的な出来事でした。そしてこの研究は2009年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。 研究チームによってテロメアの長さを伸ばすテロメラーゼという酵素があることも明らかになりました。 テロメラーゼは細胞分裂の時に消えてしまうDNAを復元する役割をします。テロメアはテロメラーゼを通じて再生されるということです。 もしテロメアの長さを現在のまま維持したり、またはもっと長くすることができれば、老化を遅らせることができるということです。 写真:https://www.google.com しかし、ブラックバーン博士は、残念ながらテロメラーゼの研究はまだ「両刃の剣」のようだと言っています。 因果的にテロメラーゼを活性化させると癌細胞まで活性化する恐れがあるので、まだたくさんの研究が必要だそうです。 そして、ブラックバーン博士とある心理学者との偶然の出会いから、研究は新しい局面に入りました。ブラックバーン博士の研究室を訪れたエリッサ・エペルという心理学者は、慢性的なストレスを持っている人たちのテロメアについて興味がありました。エリッサの質問に好奇心がわいたブラックバーン博士は、早速エリッサと一緒に研究を始めました。 写真:https://www.google.com 20~50歳の女性のうち、子育てをしている62人を選定して、その中で子供が健康なグループと子供が慢性的な疾患を持っているグループに分けて、数年間お母さんたちのストレスレベルとテロメアの長さ、テロメラーゼの活性、そして酸化ストレスなどを分析して細胞の老化速度を研究しました。 その結果、2つのグループ全て、ストレスが大きければ大きいほど 、細胞の老化速度とテロメアの短縮速度が速くなり、ストレスをたくさん受けたお母さんたちのテロメアは9~17年くらいより歳をとったように短くなっていました。 つまり、激しいストレスが長期間にわたって続くと、私たちのテロメアはさらに短くなるということです。 写真:https://unsplash.com ところで、この研究で一つの不思議な事実が発見されます。 同じストレスの状況でも、ある女性はテロメアの長さが短くならないで、うまく保たれたのです。 その理由は一体何なんでしょうか? この疑問を解消するために、継続的な研究と一万冊にわたる関連論文や統計を分析したブラックバーン博士は、テロメアの短縮は人間がどうすることもできないものではなく、自ら調節でき、それは自分の人生や状況にどんな心の姿勢で向き合うかということにある結論づけました。 それは自分に迫りくるストレスをどんな風に受け止めるかという違いでした。 写真:https://unsplash.com また、UCLA(University of California, Los Angeles)で行う研究の中では、認知症がある家族のケアを長い間やってきた人たちの中で、規則的に瞑想を続けてきた人たちのテロメア維持能力が増加したことを発見しました。 写真:https://unsplash.com 人がストレスを受けた時に2つの反応があります。 一方は怖さ、不安などを感じる「脅威反応」です。 [脅威反応]はまだ起きてない悪い結果までも妄想してしまいます。 もう一方はストレスに対しての[チャレンジ反応]を示します。 [チャレンジ反応]はストレスを受ける状況になると「やってみよう!」とぶつかってみます。おそらく成功した人たちは、混乱に直面した時にこんな風に対処したと思われます。 このようにチャレンジ反応を見せたグループのほうが、そうでないグループに比べてテロメアがより長かったそうです。 人生を送る中で、自分に来る条件をどう受け止めるかによって、自分のテロメアが保護でき健康寿命も延ばすことが可能だということです。 感謝してポジティブに考えたら仕事がうまくいって、体も元気になったという話がありますが、このような肯定的なエネルギーがあるからではないでしょうか。 写真:https://unsplash.com 21世紀に入り、瞑想は現代人のストレスの解消や肯定的な思考のための最強の方法として知られています。 既に多くの論文でストレスを減らすことと同時にテロメアを長くするライフスタイルとして瞑想をおすすめしています。 体と心の元気を取り戻してテロメアを守る唯一の方法は、瞑想を規則的にすることだと力説する人もいます。 瞑想のトレーニングがストレスを減らし、テロメアを補充する酵素であるテロメラーゼを刺激し、さらにテロメアの成長にも役立つという実証的根拠は、様々な資料からご覧になれます。 最近の研究では、瞑想とテロメアの長さ、そしてテロメラーゼの増加との肯定的な関連性を示すことで、瞑想が健康と長寿に重要な役割をするということを示唆しています。 写真:https://unsplash.com 若々しく健康的に長生きする秘訣は高い薬ではなく、結局自分の実践にかかっています。 テロメアを短縮させるストレス要因を避け、テロメアの損失を予防し、むしろ長くする方法を積極的に実践すれば良いのです。 ブラックバーンの話のように、老化のバロメーターであるテロメアは自分で調節でき、その鍵は各自が持っているのです。 [...]

健康・長寿・老化のキー テロメア、瞑想でテロメアを守りましょう2021-04-21T18:58:11+09:00

[瞑想体験談]初めて知った“人生の意味と目的”

2022-05-02T11:17:12+09:00

米・ホーリー=ファミリー大学 看護学科教授 ボアス・ユーさん ストレスを無くす「心を引き算する瞑想」の驚くべき効果、研究し続けたい 2013年、スウェーデン、台湾、アメリカなどの学者を中心に開かれた国際学術会議で私は「心を引き算する瞑想」に関する研究結果について発表しました。 この発表を行なった背景には、私がこれまでこの瞑想を通して非常に多くのものを得た事実があります。 瞑想効果の検証にあたっては同僚の教授たちと共に研究をスタートしました。 大学に「心を引き算する瞑想プログラム」を導入し、教職員と学生あわせて99名を対象に2011年1月から1年半の間、週4回・1回30分ずつ「心を引き算する瞑想」に取り組んでもらいました。 その結果、「心を引き算する瞑想」に取り組んだ人たちの活力と幸福指数に統計的に有意な上昇が認められたのです。 中でも不思議だったのは、学生たちは短時間の瞑想で顔の表情がおだやかになり、明るくなったという点です。 アメリカ社会はストレス指数が特に高く、様々な学術大会で瞑想の効果について発表したところ多くの関心を集めました。 私自身、「心を引き算する瞑想」を始めたきっかけがストレスの解決のためでした。 写真:https://unsplash.com 悟りとは、すでに自分の中に存在するもの 12歳のときに家族と共にアメリカへ移住して以降、私には様々なトラブルがあり、そうしたことから自由になりたいという思いがありました。 中でもアメリカ人である夫との夫婦生活では深刻な葛藤がありました。 事業の不振に苦しむ夫をサポートするのに私は必死でしたが、しだいに互いの意識にすれ違いが生じ、ぶつかることが多くなっていきました。 写真:https://unsplash.com これ以上、生活を共にしていくことはできないとの判断から離婚を切り出した私に対し、納得できなかったのか、夫は私を訴えたのでした。 以後、3年以上にわたり私たち夫婦は法廷で争い続けるというつらい日々を送ることになりました。 私の放浪が始まったのはその頃からでした。 「これまで自分なりに精一杯努力しながら生きてきたのに、なぜこんなことになるのだろう…」 信仰に救いを求めましたが、心のむなしさを埋めることはできませんでした。 旅行にも出かけ、瞑想や座禅などにも取り組んでみましたが、私は次第に、生きることに何の価値も見出せなくなっていきました。 写真:https://unsplash.com そんなある日、母から「心を引き算する瞑想」のパンフレットを受け取りました。それを見て私はとても驚きました。そこには明確な瞑想方法があったからです。私はそれまで様々な瞑想に取り組んでいましたが、どれもみな、これといった明確な方法はありませんでした。 私はすぐに「心を引き算する瞑想」を始めると、過去の経験、感情、挫折した時の記憶など心の中のあらゆる荷物が日常生活に影響を及ぼしていたことに気付きました。 瞑想センターで教えられた通りに過去の人生をふり返り手放していくと、私の心はどんどん穏やかになっていきました。そうして最初の瞑想段階を終える頃、「ああ、宇宙が私なんだ」という悟りが静かに訪れました。 本当に驚きと感謝の体験でした。そうして私は知ったのです。悟りとは自分の外側に見つけるものではなく、自分の中にすでに存在するものだということを。心を捨てて自らの本来があらわになるプロセスで悟りは自然に訪れるものなのです。 やつれ果てていた顔が若返って、とてもおだやかに 「心を引き算する瞑想」にはレベル1から7までのステップがあるのですが、レベル2からは大学の長期休暇を利用して韓国にあるメインセンターで瞑想に取り組みました。そうして改めて自分の人生をふり返ってみたのですが、本当に恥ずかしかったですね…。 私は自分のことをいつも善良な人間だと思っていたのです。 キリスト教の教会を受け持つ牧師の娘として育った私はとにかく人々に良い顔をしなければならず、同時に、人を助けなければならないという思いを常に持っていました。 ところが人生をふり返ってみると、それらは本心からのものではありませんでした。自分一人、立派なふりをしていては相手のことを理解することもできませんよね。私はしょっちゅう怒り、あらゆることを他人のせいにしてきましたし…。他人のせいで自分がストレスを被っていると考えていたのです。 本当に間違っていたのは自分自身であり、自分の中に様々な心をためこんで作った自分の思い込みだったことに心を捨てていく過程で気付きました。その結果、夫に心からの謝罪と感謝をすることができるようになりました。 写真:https://unsplash.com 私の変化に一番驚いたのは両親でした。 「やつれ果てていた顔が若返って、とてもおだやかになった」と驚きの声を上げるほどでした。牧師である父が教会の人々に「心を引き算する瞑想を学びなさい」と勧めるのを見た時は本当に驚きました。両親は、人生で一番つらい時の私をそばで見守っていただけに、その変化にはとても大きなインパクトがあったのだと思います。 私自身、ストレスのない人生は実現可能だという事実に心から感謝しています。私が今、研究として取り組んでいるのは「引き算の瞑想」に取り組んだ140名あまりの看護師や学生たちがその後、学業や心身にどのような変化を受けたかを明らかにすることです。 人生の答えは、心を空っぽにして自分の内面と向き合った時にはじめて見つかる 私が指導する看護学科の学生の中には現役の看護師たちもいます。 看護師でもある学生たちは学業に追われるストレスに加えて職場でのストレスも抱えているわけですから、そうした姿を見ると何ともいえない気持ちになります。 心や体に病を抱えて苦しむ人々をケアしなければいけない職業だけに看護師たちのストレスは並大抵のものではありません。 そうした現場で働く人々に私の研究が少しでも役立てばと思っています。 写真:https://unsplash.com 私は博士号取得論文のテーマとして介護士を取り上げたことがあります。8人の介護士に会い、その日常生活を取材し、かなり踏み込んだインタビューも行ない、そうした内容を土台に分析を行ないました。その結果、予想もしていなかった非常に興味深いことがわかりました。 介護士たちの口からは、仕事のストレスとやりがいの話が主に出てくるだろうと想像していたのですが、どの介護士たちにも共通していたのは、仕事を通して人生のむなしさを感じるという話でした。 写真:https://unsplash.com すなわち、どれほど立派な人物であってもやがて年を取り、病にかかるという姿を日常的に見ている介護士たちは仕事を通して「人生とはじつにむなしいものだ」という思いを共通して持っていたのです。 本当にその通りだと思いませんか? 人が生まれて生きる理由が、あわただしく生きては年老い、病にかかって死ぬためだとしたら人生がむなしく感じられるのは当然です。 私が「心を引き算する瞑想」を通して悟ったことは、人が生まれた理由と目的はハッキリとあるということです。 自分は誰なのか、どこから来てどこへ行くのか。その答えと出会うために私たちは様々なことを経験しながら人生という道を歩みます。そしてその答えは唯一、心を手放し空にして自分自身の内面としっかり向き合った時にはじめて見出すことが出来るのです。 体験談ホーム

[瞑想体験談]初めて知った“人生の意味と目的”2022-05-02T11:17:12+09:00