画期的である体重減量プログラムやダイエット食品が、毎日溢れんばかりと出ています。ところが、肥満患者は相変わらず増え続け、その勢いはとどまることを知りません。
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太らない人の食生活を観察してみると意外と簡単です。空腹時に食べて、満腹時には食べないということです。しかし、過食中である場合は、お腹がすくのはもちろんのこと、辛い、口寂しい、あとでお腹がすくかもしれない、作ってくれた人への礼儀がある…などの様々な気持ちや疎外感、空虚感、挫折感など、感情的な飢えを満たす為に、食べ物を探してしまうケースが多いのです。
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思う存分食べたら、心が楽になるからです。しかし食べ物は、情緒的な飢えを根本的に満たすことはできません。自分の内面を見つめると、ダイエットを持続できない理由を発見できるようになります。
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「私なんてどうせやっても出来るわけないわよ」というようなマイナス的な考えは、生活の活力を低下させ、どんなこともすぐに諦めさせてしまいます。体重減量の脅迫概念と過去のダイエットの失敗体験を払いのけることも重要です。現在の自分をありのまま受け入れた時、成功的なダイエットを始めることができるのです。
痩せようと試みるなら、まずストレスをなくさなければいけません
肥満人の大多数が、ストレスがたまった時に習慣的に食べ物を食べる傾向があります。ストレスを受けると、食欲調節と関連がある「副腎皮質刺激ホルモン」というストレスホルモンの一種が分泌されます。
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ストレスを感じ始めた初期では食欲が落ちて痩せていくのですが、それが継続されると、ホルモンのバランスが崩れて、お腹がすいていなくても暴食をするようになります。
そのため、食事療法をする前にストレスをなくすことが最優先なのです。ストレスが解消されただけでも食欲が調節され、体重が自然に落ちるものです。
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幼い時の食事に関する記憶を捨てましょう
幼い時の食事と関連する経験が、現在の食習慣に影響を及ぼします。親から愛される為にたくさん食べた経験や良いことをした報酬として食べ物をもらおうとした経験などはなかったかどうかを振り返り、そのような記憶があった場合は、その記憶を捨てましょう。
「早く大きくなるためにたくさん食べないといけないよ」
「恵まれない子供達のことを考えて、食べ物を残したら駄目だよ」というような話を聞いて育つと、
お腹がいっぱいでもずっと食べ続ける習慣が形成され、結局大人になって肥満になったり、楽に体重をコントロールできなくなります。
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化学物質を取り除きましょう
単純にカロリーだけ制限するダイエットが失敗する場合は、体の中に流入された化学物質の影響もあります。ここ最近何年かの間に、農薬、防腐剤、色素、肉類の中の抗生剤、食品包装紙など、化学物質がぐんと増え、私達の体は化学物質の処理に混乱しています。
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新陳代謝に悪影響が及び、体重を調節する能力が失われ、栄養素の消費量も増加しました。したがって無条件に少なく食べることより、生活の中で化学物質を取り除くことが必要です。
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1、添加物が少ない物や有機農食品を食べて、カフェイン飲料、清涼飲料、アルコール、トランス脂肪酸は避けるようにします。
2、水溶性食物繊維を摂取して化学物質の解毒と排出を促します。
3、無条件に飲食を控えることよりも、ビタミン、ミネラルが多い食べ物を食べて適切な栄養素を摂取します。
4、換気をよくして空気浄化をする植物を育てて、空気中の化学物質を減らします。
5、ガラスや天然の容器に食べ物を保管します。油っこい食べ物はプラスチックに含まれた化学物質を吸収するので注意します。
6、パーマやカラーリングをする時は可能な限り有機農の品を使用します。
7、クリーニングに出した衣料は1日ほど屋外の風通しが良い所で陰干ししてからタンスに収納し、合成皮革、防水処理、耐熱処理がされている服はできるだけタンスに入れないようにします。
8、家中の害虫を駆除する防虫スプレーは毒性が強いため、ハーブや重曹(ベーキングソーダ)などを利用します。
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日常的に筋肉の運動も心掛けましょう
同じ体重であったとしても、体脂肪が少なく筋肉の量が多くなれば、基礎代謝が活発になるためダイエットの役に立ちます。
①腹部に力を加える→腹部が背骨につく感覚で、腹部の筋肉を6秒くらい収縮させた後、緊張を緩めます。一日に一回でも必ずやれば、腹部の筋肉が早く良くなることを感じることができます。
②腹部マッサージ→眠る前に5分くらい腹部をマッサージして、叩いたりつねったりします。血液循環と新陳代謝を助け、部分肥満に効果的です。
参照図書
<自己催眠 ダイエット> エルジー ビキンショウ
<私の体を蘇らせる エコ環境 ダイエット> ポーラ ベリー へミルトン
<ダイエット絶対にするな> ロバート M.シュウィッツ